持続的な成長と
進化を目指して
代表取締役社長 社長執行役員
高尾 直宏
株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
自動車産業は、電動化・知能化の進展に加え、車両開発の短期化が進むなど、かつてない変革期にあります。こうした変化の中で、お客様から求められる価値は大きく変わっており、部品単体の供給にとどまらず、より高度で総合的な提案力を備えた企業だけが、真に必要とされる時代になっています。
当社は、この大きな変化を確かな成長機会と捉え、開発から量産までを担う「システムサプライヤー」として、お客様にとって選ばれるサプライヤーであり続けることを目指してまいります。その実現に向け、開発力・技術力・事業基盤をさらに磨き上げ、環境変化に左右されない強い企業体質を構築し、持続的な成長につなげてまいります。
2030年度には、連結売上高4,000億円、営業利益280億円、営業利益率7%以上の達成を目標に掲げています。また、新たにROE10%以上という目標を加えました。背景には、PBRが1倍を下回る状況が継続している現状があり、資本効率を意識した経営を明確に示す狙いがあります。この実現に向けて、2028年度に向けた中期3か年を重要な足場固めの時期と位置づけ、収益力の向上と事業基盤の強化に取り組んでまいります。
株主還元については、成長投資とのバランスを踏まえつつ、配当性向30%以上を目標とした長期安定的な配当を継続し、2030年度にはDOE3%の達成を目指してまいります。
さらに、企業価値の向上に向け、IR活動の強化にも取り組んでいます。個人投資家説明会の開催や機関投資家との対話を継続するほか、新たに既存株主向け事業説明会を計画しております。また、ジーテクトレポート(統合報告書)等の充実など、情報開示の質と量の両面から強化を進めています。経営方針と成長戦略をこれまで以上に発信し透明性を高めることで、市場からの適正な評価を得るとともに、PBRの向上につなげてまいります。
今後もジーテクトの更なる発展に向け、全社一丸となって邁進してまいりますので、引き続き絶大なるご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年6月
