G-TEKT
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CSR

環境マネジメント

2019年8月9日現在

環境理念

当社は、地球環境および地域環境の保全を最優先課題と捉え、緑あふれる地球を未来に残す責任ある一員として、「地球は我等の共通の広場なり」をスローガンに、環境に配慮した事業活動と地球環境保全の両立を目指します。

環境方針

  • あらゆる事業活動から生ずる環境側面への影響評価を行い、自主的な改善計画を策定し、積極的な環境保全に努めます。
  • 関連する環境法規制、その他の要求事項を遵守し、自主管理基準を設定し、環境汚染の未然防止に努めます。
  • 環境目的・目標・実施計画を設定し、継続的な改善を行うことにより環境への負荷を軽減し、環境と調和する事業活動を目指します。また、それらは必要に応じて見直します。
  • 環境教育や啓発活動を実施し、全従業員及び当社で働く全ての人への環境方針の理解と情報の周知をします。
  • 環境情報は社外へ開示いたします。また地域や社会との交流を図り、環境保全活動に積極的に協力します。

ジーテクトグループ環境マネジメント体制

ジーテクトでは、地球環境問題を企業が取り組む最優先課題として考え、1998年からISO14001環境マネジメントシステム(EMS)の認証取得を進めて来ました。 各工場はISO14001EMSの環境委員会を単位として、各工場長が環境管理総括責任者を兼任し、環境のコンプライアンスや改善活動を継続的に進めています。これに本社とC&C栃木の2事業所を加え、これらの上位組織として中央環境推進委員会を設置し、全社的な地球環境改善活動に関する事項を統括しています。
2018年度は、本社及びC&C栃木、GTL(ジーテクト東京ラボ)の事業所の拡大審査を実施し、国内は100%(事業所件数ベース)取得となりました。
また、2017年4月より「グローバルCSR会議」を定期開催し、各海外地域本部長を責任者として、グローバル全体における環境マネジメントの強化と情報共有に努めています。


G-TEKT環境ロードマップ

環境目的を定め、目標に向けた環境活動計画に基づき、継続的改善活動を推進しています。

2020年Vision G4-20

Green(環境・安全・社会貢献) 環境/安全に配慮した事業展開

全社重点目標

環境負荷と環境リスクの低減

各事業所の環境目的

1.水質汚濁の防止
2.工場騒音・振動の防止
3.エネルギー消費量の削減
4.廃棄物の低減(3R)
5.地域社会貢献

日本国内 マテリアルフロー(※2018年度実績値)

マテリアルフロー

グローバルにおける環境負荷データ

ジーテクトグループは、企業活動の全ての領域において環境負荷を低減するため、各事業所でエネルギー消費量の削減や廃棄物の低減などの取り組みを展開しています。
2018年度は、日本・欧州・中国の売上が好調により、生産に伴うエネルギー消費量が増加し、電力使用によるCO2排出量(スコープ2)は前年比で6%の増加となりました。今後は再生可能エネルギーの活用など、引き続き環境改善の取り組みを推進し、CO2排出量の低減へと努めてまいります。

対象範囲

「環境負荷データ」では、ジーテクト及び海外連結子会社と持分法適用関連会社( 50%で算出)の合わせて20社の事業活動におけるデータを掲載します。

温室効果ガス排出量

国内 CO2排出量と売上高原単位推移

スコープ1:
企業活動による温室効果ガスの直接排出(A重油、軽油、灯油、ガソリン、LPG、天然ガスの燃焼によるエネルギー利用。フォークリフトに使用するLPG、ガソリン、軽油燃料消費による排出を含む)。

国内 CO2排出量と売上高原単位推移

スコープ2:
企業活動による温室効果ガスの間接排出(電力エネルギーの使用)。
日本は地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく排出係数(0.378t-CO₂/MWh)を、日本以外はIEA, Emissions from Fuel Combustion の2008年排出係数を利用。

水資源使用量

国内 CO2排出量と売上高原単位推移

算定方法:
使用量=Σ(水道施設からの購入量+地下水取水量)

廃棄物発生量

国内 CO2排出量と売上高原単位推移

算定方法:
発生量=Σ(産業廃棄物発生量+事業系一般廃棄物発生量)
但し、日本以外は有償処理委託をしている廃棄物発生量。

日本国内におけるサプライチェーン環境負荷データ

ジーテクトは、サプライチェーンでの環境負荷を把握することにより、取引先と共にサプライチェーン全体でのCO2排出量削減に取り組んでいます。

国内 CO2排出量と売上高原単位推移

環境改善の取り組み

イギリス(G-TEM)

鉄とアルミの自動分別装置

配管設備の空気が漏れている箇所を特定し、68箇所修理を行いました。エアコンプレッサーの無駄を無くしたことにより、電力使用量40%削減することができ、年間で約60tのCO2削減効果がありました。

スロバキア(G-TES)

プラグインハイブリッド車と充電スタンドの設置

2019年9月に稼働開始するスロバキア工場では、天井に大型採光窓を取り入れ、天井灯削減による省エネ化を図りました。

タイ(G-TEC)

鉄とアルミの自動分別装置

休憩時間の消灯及びエアコンOFF活動を2018年1月から開始しました。
電力削減により、年間で1.7tのCO2削減効果があり、従業員の環境への意識も高まっています。

カナダ(JEC)

プラグインハイブリッド車と充電スタンドの設置

これまで、プレス機からスクラップを運び出すコンベアは、プレス機が次の生産準備のために停止している間も稼働していました。これを、プレス機が止まって一定時間がたつと自動停止するよう改善することで不必要なコンベアは停止させ電力の節約を行っています。また、スクラップの出ない種類の加工を行う際は、コンベアを止めて電力節約を図っています。

※スクラップとはプレス機によって加工する際に出る鉄の切りくずのこと。

ブラジル(G-KTB)

電力削減の一環として、電力消費量の大きい溶接機(定置型・ポータブル型)の入れ替えを行いました。それぞれ47台と15台を削減し、代わりに電気使用効率の良いロボット溶接機を8台導入しました。その結果、電気消費量が79.4mwh減り、年間で約85tものCO₂排出量を削減することができました。また、これまで手作業で行っていた溶接作業を自動化し、安全面も確保しています。
天井に設置されている採光窓により、日中の天井灯を消しても十分に照度を保っています。天井灯の使用時間削減に貢献すると共に、職場の雰囲気も明るくなりました。

再生可能エネルギーの導入

再生可能エネルギーにより発電された電力を使用し、低炭素社会へとつなげていくため、工場屋根へ太陽光パネルを設置し、自家消費を進めています。

太陽光発電による電力の自家消費

海外拠点では、中国のAPAC、WAPACにて屋根貸しによる太陽光発電、タイのG-TTC、インドのG-TIPにおいては太陽光発電設備の導入を行っており、これらの電力を自家消費することによりCO₂排出量の削減につなげています。

地球温暖化対策

※ 再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石由来のエネルギーとは違い、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマス等の地球資源の一部など自然環境の中で繰り返し生起し、再利用可能または無尽蔵な供給が可能なエネルギーのことです。

太陽光発電による電力の創出

日本国内においては、埼玉工場、群馬工場、滋賀工場の3拠点においては、CO₂排出の少ない発電による電気を世の中に提供していく観点から、発電事業(全量売電)を2014年から行っています。

太陽光発電量実績推移

環境会計

環境会計

TOPICS

環境リーフレットをリニューアル

埼玉工場は、昨年9月より紙をアップサイクルするPELP!に参加しています。専用の回収箱にて使用済みのコピー用紙を回収し、半年間で201㎏を回収する事が出来ました。2019年4月時点で、123㎏が溶解処理をされ、再生された「PELP!PAPER」を使用して環境リーフレットをリニューアルしました。日本語と中国語の2ヶ国語を発行し、国内全拠点の全従業員に配布しました。手に取ると紙の質感が分かると好評です。この環境リーフレットは、環境教育にも使用されています。

トピックス

カミトレサービスより、環境負荷指数で表された回収状況
※2019年7月8日現在

VOICE

トピックス

環境管理課では、普段は目に見えない環境への負荷を見える化し生産活動と環境への影響を結び付け、環境負荷を減らすための取り組みを推進しています。
また、体験型の活動として、森林づくりや工場周辺地域の清掃活動などに参加してもらう事で環境教育を行っています。

生産本部埼玉工場 環境管理課 金野 千里

ジーテクトの生物多様性の取り組み

ジーテクトでは、最重要課題である地球環境保全の中で、自社の事業活動が影響を及ぼす可能性のある「生物多様性」について、2014年度より「G-TEKT生物多様性ガイドライン」を定め、更なる取り組みに着手し始めました。

G-TEKT生物多様性ガイドライン

G-TEKTは、「G-TEKT環境理念」における「地球環境保全」の重要な取り組み課題として「生物多様性の保全及び持続可能な利用」を認識し、事業活動との両立を図っていきます。

重点取り組み
  • 環境先進技術の追求
    業界TOPの環境負荷の低い商品開発と量産化により、生物多様性の保全に貢献していきます。
  • 事業活動における取り組み
    生産効率向上の追求により環境負荷を低減し、生物多様性に及ぼす影響の低減および持続可能な利用に努めます。
  • 地域社会とのコミュニケーション
    地域社会と連携した環境保全活動並びに社会貢献活動に積極的に協力し、地域社会との交流を図っていきます。

ジーテクトの 森林もり づくり

埼玉県「企業の森林づくり」の仕組み

ジーテクトでは、生物多様性の取り組みの一環として、 2014年から「企業の森林づくり」活動を開始しました。「企業の森林づくり」とは、森林づくり活動の場所を提供する市町村等及び活動を支援する県、森林づくり活動を行う企業・団体の3者が協定を結び、協力して森林づくりを行う取り組みです。
私たちジーテクトは、『未来の子どもたちに、緑あふれる地球を引き継いでいく』をスローガンに、この取り組みに参加しています。

埼玉県森林づくり協定

協定の締結

[ 埼玉工場・羽村地区・本社・群馬工場 ]
2015年2月4日に「埼玉県森林づくり協定」を埼玉県、ときがわ町と締結しました。

活動実績

埼玉県「企業の森林づくり」の仕組み

[ 埼玉県ときがわ町弓立山にて ]
弓立山(標高420m)は2013年5月の森林火災により、約7.6haの焼失被害を受けました。この山を再生すべく、2015年4月よりジーテクトの森林づくり活動を開始しました。
2018年4月21日「第7回ジーテクトの森林づくり」を開催し、160本の苗木を植え、同年9月には「第8回」として下刈り活動を行いました。総勢47名の従業員が森林づくりに参加しました。

琵琶湖森林づくりパートナー協定

埼玉県「企業の森林づくり」の仕組み

協定の締結

[ 滋賀工場 ]
2014年12月10日に「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を滋賀県、大野山林財産区管理会と締結しました。

活動実績

埼玉県「企業の森林づくり」の仕組み

2019年3月、植樹活動を実施しました。滋賀工場の従業員15名が参加し、桜の苗を15本植えました。今回も、昨年土曜、植えた桜それぞれを格子状の柵で囲い、鹿に荒らされないよう、対策を行いました。

しが生物多様性取組認証

埼玉県「企業の森林づくり」の仕組み

滋賀県では、生き物を守り、自然資源を持続的に利用している事業者を応援するため、平成30年より「しが生物多様性取組認証制度」を実施しています。今回、ジーテクト滋賀工場が「しが生物多様性取組認証」の3つ星として認定されました。定期的に工場周辺の道路のゴミ拾いや草刈を実施したり、「ジーテクトの森林づくり」の活動を行っています。

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