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仕事紹介&社員インタビュー

営業

上流工程で
いきる
技術力。

営業本部 営業1部
営業1課
K.M
工学部応用化学科卒
2007年入社

技術力なくして、営業はできない。

入社以来、技術畑で丸7年。営業の仕事は、未知の世界だった。「異動を伝えられたときは、本当に驚きました」。ジーテクトの商品開発部が完成車メーカーと共同で作成した図面をもとに、量産体制を練り上げ、コスト競争力のある見積もりを提示するのが営業の仕事だ。何十億という数字が動くため、ジーテクトの収益確保につながる重要な使命をK.Mは背負っている。ここでは、どの拠点で、どれだけの材料を使い、どんな工法をとるか、一枚の図面からいかに具体的にイメージできるかが、鍵を握る。技術力なくして、営業の仕事はできない。「営業としてはゼロベースのスタートでしたが、技術で学んできたことが確実に活かせるということに気づいたんです」。金型の知識、溶接の知識、車の性能に関する知識、幅広い部署を経験したことで、K.Mは技術知識をバランスよく身に着けていた。さらにK.Mには、企画にも設計にも工場にも、勝手知ったる仲間がいた。「見積りをつくるのにも、一人で悩まずに、どんどん他部署の仲間を巻き込める。それは本当に大きいですね」。

求められるのは、提案力。

営業の仕事は結果がすべて。「技術では、トライ&エラーを繰り返し、対策提案を行いより良い製品作りを求めてきたのに対し、営業はより競争力有る見積りを構築し取引に繋げる。その答えはマルか、バツしかない」。競争力のある見積りをつくるためには、ただ安くすればいい、という訳でもない。K.Mら、営業に求められているのは、提案力だ。完成車メーカーが理想とする、軽量化を低コストで実現するために、ただ、顧客の要望通りにコストをはじくだけでなく、製品図自体に修正を加える提案もする。どうすればコストメリットが出せるか、K.Mは奔走している。「周りの支えが有る中で上流工程を任せてもらっている、というプレッシャーはあります。でも、それが仕事の楽しさや、やりがいにもなっています」。K.Mの目標は、あらゆる知識を持ち備えた、誰からも頼りにされる存在になること。「僕、欲張りなんですよ(笑)」その笑顔の向こうには、強い意志があった。