VISIONビジョン

「クルマと共に未来を創る」
独自戦略を持って、世界に挑む

ジーテクトは世界トップを狙う車体骨格の部品メーカーとして、現在、世界12ヵ国に拠点を持って活動しています。100年に1度といわれる大きな変革「CASE(※1)」期を迎えた自動車業界で、独自の技術・開発力を武器に世界のメガサプライヤー(※2)に挑んでいる企業です。

学生の皆さんの中には、「車体に将来性はあるのか」「車体は既に出来上がっている技術を使って作っているだけではないのか」などの疑問を持たれる方がいるかもしれません。しかし、当社はクルマがプライベートな空間を持った乗り物である以上、将来どんな変化があろうとも車体の可能性は広がっていくと考えています。また、車体骨格の製造技術については近年の脱炭素化・電動化に伴い、素材・加工技術共に加速度的な進化が求められている状況です。

それに伴って当社はこの10年、世界の自動車OEM(※3)の開発パートナーとなる基盤を構築するため、車体一台開発提案力強化に取り組み、軽くて燃料負荷が少なく硬い安全な車体づくりを実現し、OEMに認められる存在となりました。

近い将来、OEMからサプライヤーへ車体開発の移管が始まることを見据えて、研究開発棟「G-TEKT TOKYO LAB (以下、GTL)」を設立しました。また、積極的な研究投資(今後10年間のEV関連 研究開発および設備投資 700億円)を行って長年培ってきた独自の技術に磨きをかけていくことで、世界のOEMから「やっぱりジーテクトはすごい」と思われる存在を目指しています。

  1. CASE:コネクト・自動運転・シェアリング・電動化の頭文字を取った自動車業界の今後の動向を示す略語
  2. サプライヤー:(完成車メーカーやOEMから見た)仕入先。つまり、ジーテクトや他部品を納入している業者を指す。
  3. OEM:作った製品を他社ブランドで販売する、オリジナル製品の製造業者だが、自動車業界の場合は完成車メーカーのことを指す。

女性・若手の活躍と
継続的な学びの支援。

近年は、女性の活躍が目覚ましく、2024年3月期には役職(主任以上)の女性比率が5%まで向上しました。女性の活躍に後押しされて会社内の雰囲気も変わり、若手の活躍も目立つようになってきています。人事としてもさらに社員が活躍しやすい環境をつくるため、管理職候補人材への研修を強化し、実力主義の評価制度を導入しました。制度導入後は若手の役職者も増加し、現在では20代で主任に登用される人材も誕生しています。

ジーテクトは現職務での専門性の向上に止まらず、社員自身の可能性を広げられるよう、資格取得支援制度や英語力アッププログラムにより、個々人の能力開発やスキルアップを支援しています。資格取得支援制度の2023年度利用者はのべ386名、一人ひとりのステップアップにつながる資格取得をサポートしています。また、プロセスの効率化や改善に資するIT活用の拡大を目指し、デジタル関連資格のラインナップを充実させ、84種類の資格が支援対象となっています。英語力アッププログラムについては、海外事業の重要性から2017年から学習ツール提供とTOEIC受験支援を継続しており、2023年度末で約58%の社員がTOEICスコアを登録しています。

ジーテクトでは社員を当社の成長を支える重要な財産と位置付け、人財育成方針に「すべての社員に成長の機会を提供し、自主的なスキルアップを支援すること」と「次の時代に向け新たな価値を生み出す人財を創出すること」を掲げ、社員とともに当社が成長する姿を目指しています。

※他ジーテクトのデータに興味のある方は、
「G-TEKTデータ」をご覧ください。

今後もさらなる成長をするために、特性に合わせた職場改善プロジェクト・管理職や既存社員向けの研修での職場横断的アプローチという新たな人事戦略にも取り組んでいます。

ジーテクトのミライを支える人材とは

今後、当社としてはこれまで培ってきた、そして新たな投資により発展する技術・開発力を活かし、提案力をさらに強めていく予定です。
そのチャレンジを実現するために、下記の要素を持った人材を求めています。

主体性
主体性をもって、自分から行動にうつすことができる
責任感
何事にも責任感をもって、最後まで諦めずにチャレンジできる
創造性
日々高みを目指し、歩みを止めずにアイデアを出せる

図をご覧いただいても分かる通り、これらの要素に優先順位があるわけではありません。並列で、相互に作用しあえるかが重要です。これらの要素が相互に作用して初めて、イノベーションやダイナミックなビジネス展開が生まれる。それこそが今、ジーテクトの目指すミライをつくるために必要です。

これらの要素を仕事で有効に使えるよう、入社後に生産現場・技術拠点での研修を実施しています。製造現場でジーテクトのものづくりを学び、仕事の流れ・課題を把握、そして多くの部署を回って社内人脈の構築を実現できるよう期間や内容にこだわっています。

また、社員同士のコミュニケーションを特に重視しているため、研修期間中もヒアリングを積極的に行って不安を取り除き、楽しく活躍いただける環境をつくれるよう心がけています。

最後に100年に1度といわれる変革期を迎えている今、ジーテクトは新たに入社してくださる皆さんと一緒に、スピーディな変革を遂げたいと考えています。その一環として現在取り組んでいるのが「DXプロジェクト」です。

製造業において、最も重要な品質と原価の領域でDXを活用し、信頼性と企業価値の向上を目指しています。品質領域に関しては、データの一元管理とモニタリングすることと予知予防による管理を目指しています。原価領域ではリアルタイムに製造原価を把握し、経営判断に活かしていきます。副産物として原価企画の精度を高めることが可能になりますので、開発段階から収益性の高い製品設計が可能になり持続的に成長できる企業になっていきます。
また、企業体質を変革することにより、強い企業体質へつないでいくことが大切だと考えています。

これらの取り組みを同時並行で進めていき、ジーテクトはサステナブルな事業成長・人材育成を実現してまいります。さらなる進化を遂げるこれからのジーテクトに興味を持っていただけた方は、ぜひ説明会にいらしてください。一緒に大きな変革を楽しみながら成長していけることを楽しみにしております。

採用チーム 一同

PAGE TOP