INTERVIEW社員インタビュー

既存事業変革のための
大規模なプロジェクト。
全社の力を結集して、
この課題に挑む。

経営企画部
K.U.【本社】

PROFILE

K.U.(2017年新卒入社)

理工学部 電子情報学科専攻。入社後は生産研修、ポルトガルでの語学研修を受けた後、ブラジルでの実務研修を経験。その後2年滋賀工場の営業を担当し、経営企画部へ。現在は新経営戦略のひとつである「既存事業の変革(DX)」を担当している。

自動化・海外展開への積極性
に惹かれ、
畑違いの業界を選んだ。

大学では電子情報を学んでいたので、自動車業界は就職先候補ではなかったです。当時、自律移動ロボットの世界大会に出場していたこともあって、自動化・海外展開に積極的な企業に興味を持っていました。「そのふたつに積極的な企業がある」と研究室の先生に紹介され、ジーテクトに興味を持つようになりました。

電子部品メーカーや自動車OEMなども受けましたが、最終的にジーテクトを選んだのは製造業の中でも海外展開に積極的だったことが理由です。入社後は生産研修とポルトガルでの語学研修を受けた後、ブラジルでの実務研修を経験。その後2年間滋賀工場の営業を担当し、経営企画部へ異動しました。

現在はDX、具体的には新経営戦略「既存事業の変革」の大きな二本柱である、企業価値の向上と信頼性の向上に取り組んでいます。企業価値の向上は原価、信頼性向上は品質がテーマです。

原価については現場のリアルな原価を把握した上で、開発から量産までのライフサイクル全体の収益性を考慮した原価企画ができるような土台作りを固めるつもりです。そのためにデジタルを活用して、まずは現場のリアルな情報を集める仕組みを整えようと構想しています。

品質については、不具合の流出・不具合発生率の低減のためのデータ集積と設備・稼働状況の把握などに、デジタルの力を活用して予知予防の領域へと進化したいと思っています。2021年11月に設立した品質保証センター(GQC)と連携し、ジーテクトの品質状況をグローバルでモニタリングしていく予定です。

また過去の不具合対策を開発段階でしっかりと反映できる仕組みを作り、不具合発生を防止するサイクルを実現していくことを考えています。

これらの変革を実現することで既存事業を見える化し、強い企業体質を築いて次世代の誰もがわかるように伝承していくことがジーテクトのDXです。

新経営戦略の柱となる
変革プロジェクト。
新たなジーテクトを創り出す、
難しさとやりがいを感じる。

2021年の1月に経営企画部に異動し、現在の仕事に取り組み始めました。構想を練って企画を立て、10月から各部門のプロジェクトメンバーを集めての議論に取り掛かっています(取材日2021/12/02時点)。

このプロジェクトは会社として初めての取り組みで未知の領域が多いこと、そして全社の意見を吸い上げてまとめる必要があるので、非常に難易度の高さを感じます。

ただ、様々な立場からの意見を聞いて、会社全体の仕事のやり方・付随する問題などを把握できることはなかなか経験できないことなので、純粋に嬉しいですね。「会社としてどうするべきか」という経営視点を学ばせてもらえるのは、とても貴重な経験だと感じます。また、全社規模のプロジェクトなので、難しいのと同時に「今まさにジーテクトの未来を創っていっているのだ」というやりがいを日々感じています。

ジーテクトの事業を支える、
社員の責任感。
これをジーテクトの変革につなげ、
成功させたい。

営業時代にも感じていたのですが、このプロジェクトに関わるようになって改めて、ジーテクトのすごさに気づかされました。それは、社員全員が仕事に責任感を持って、一生懸命取り組んでいるという点です。

営業でいえば売上を作るのは私たちの仕事。さらにいかに原価を抑えて、売価ロジックを丁寧に立ててお客さんと交渉し、どれだけ収益を確保できるかが我々の責務だと考えて仕事をしています。営業時代は私自身もそのために現場に赴いて足や目を使って実態把握をし、提案に活かすなど、自主的に行うのが当たり前という感覚がありました。

製造はお客様に直接納入する部門なので、良品を作るための品質改善にも積極的ですし、遅れが出てお客様にご迷惑をおかけすることのないようにという意識を強く持って働かれているなと感じます。これは作ろうと思ってもなかなか作れる文化ではないと思うので大事にしていきたいですね。

今私が取り組んでいるこのプロジェクトでもわかるように、ジーテクトはこれから大きな変革期を迎える会社です。「G-TEKTの未来」で話が出た「バーチャル工場」のように、不具合の事前検知などを通じて効率的なものづくりをすることも夢ではありません。

私のような若手にもチャンスが回ってくるこの環境で自分の力を発揮したい、受け身で仕事をしたくないという方は、ぜひジーテクトにいらしてください。一緒に変革する楽しさを感じて働いていきましょう。

※所属・役職・内容はインタビュー当時のものです。

インタビューINDEXを見る

PAGE TOP