INTERVIEW社員インタビュー

積極的な海外展開、
若手社員が活躍できる
闊達な環境がここにはある。

溶接技術部 溶接技術1課
S.S.【テクニカルセンター】

PROFILE

S.S.(2014年新卒入社)

機械工学科出身。入社以来、溶接の設備(ロボット・治具)の推進・導入、ロボットティーチングを行い、効率の良い量産現場を構築している。

積極的な海外展開と
業界世界トップを目指す、
その姿勢に惹かれて入社。

就活では車のボディ・フォルムが好きだったこともあり、車体に特化した企業を志望していました。車体メーカーのなかでも積極的に海外展開していたこと、企業理念の業界世界トップを目指す姿勢に惹かれてこの会社に入社を決めました。

入社前は業界の雰囲気に勝手なイメージを抱いていて、厳しくて怖い職人の世界だと思いこんでいましたが、実際はとても話しやすかったので、安心したのを覚えています(笑)。

僕たちが行う溶接技術の仕事は、大きく分けて3つ。1つ目は計画書を基に溶接ライン構想を作成し、設備インストール、製品加工スケジュールを計画します。埼玉工場だけでも30ラインほどあるため、効率よく計画を立てなければすべての作業を完了させることができません。

2つ目は製品の品質維持に欠かせない、かつ決められた部品を決められた位置にセットする治具(じぐ)の構想と手配です。既存ラインに影響が出ないように治具仕様を考え、治具メーカーさんに要望と共に手配します。

3つ目が、溶接ラインの設備インストール。具体的には産業用ロボットに動きを教え込むティーチング業務と自動トライです。溶接品質精度を保つための姿勢確認や溶接ライン構想にあるタクト(構想で決められている1台あたりの加工時間)管理をしなければなりません。

不具合を完璧になくすため、
頭は常にフル回転。
毎回湧き上がるような
達成感を味わえるのが魅力。

学生さんにも分かりやすいように、仕事全体の流れをご説明しますね。部品の量産が決まったら、僕たちが治具の構想をして治具メーカーさんに設計・製作依頼します。出来上がってきた治具が工場に入ってきたら、ロボットへのティーチングを行います。

ティーチング後は、ロボットが正しく動くかの確認をするための確認(自動トライ)をします。予定通りに行けばいいのですが、何らかの不具合が発生した場合は不具合対策を考えなければなりません。

例えば、タクトが遅い、ロボットが治具に干渉してしまう、ロボットがうまく姿勢を取れないなどさまざまな不具合があります。トライをするのは、実際に使う工場の溶接ラインなので、トライできる日数が限られています。そんな中で、これらの不具合を完璧になくしてから現場に引き渡すまでが私たちの業務です。

大変なこともありますが、この仕事の面白いところは自分たちの構想が現実のものになった際に感動を得られることだと思います。治具メーカーさんと一緒に設計に関わった治具が実際に仕上がってきたときは感動しますし、自分が教えた通りにロボットが動き、車体ができていく様子を見られるのは本当に面白く飽きないですね。

特に溶接ロボットは設備が密集しているライン内や狭い治具内に進入して溶接するので、目的の場所にたどり着けるように動きを教え、その通りに動いてくれたときは達成感があります。大きいラインだと1ラインにロボットが25台程いるので、その全部がさまざまな不具合を乗り越えてうまく動いてくれたときは、やっぱり達成感を味わえますね。

今後については、電装関係も力をつけて早く一人前になりたいという思いが強いですね。この仕事は、ティーチング・メカ・電装の3つで成り立っています。先輩でティーチング・メカ・電装を完璧にこなせる、レジェンドみたいな方がいます。その先輩のように早くトライを1人で担当できるようになり、経験をたくさん積んでスペシャリストと呼ばれるような人材に早くなりたいというのが目標です。

充実した研修制度があるから、
安心して学生生活を楽しんでほしい。

ジーテクトの魅力は若手社員が働きやすく、活躍できる環境。それに海外拠点が多い会社なので海外出張も多いことだと思います。僕自身も国内で経験した業務を海外で担当するという形で5回ほど出張しました。1回の出張期間は1~3ヶ月程度です。

海外出張に行くときは規模が大きい設備を扱うことが多いので、ジーテクトだけでなく、機装・電装・ティーチングなどそれぞれの協力会社さんと一緒にプロジェクトチームで行きます。その中で自分は全体指示を出すこともあるので、前段取りをしっかり行ってから出発します。僕はあまり英語が得意ではないのですが、海外拠点のスタッフと一緒に仕事を行うこともあります。効率良く仕事をするために使えそうな単語や文章を事前にリストアップしておくことが重要です。(笑)

こんな環境なので、車が好きな人、技術のスキルアップ向上、海外での仕事に興味がある人は特に向いているのではと思います。

研修制度が非常に充実しているので、仕事で使うような業務は会社に入ってから十分学べます。なので、僕から学生の皆さんにお伝えしたいのは、「充実した学生生活を送ってください」だけです。ただ、僕自身は学生時代に英語をもっと勉強しておけばよかったと悔やんでいるので、そこだけは勉強しておくといいよということは付け加えておきます(笑)。

※所属・役職・内容はインタビュー当時のものです。

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