全般の仕事理解から
仕事の深さと高みを知り、
大きく成長した若手社員の歩み。

GROWTHGrowth 1/4/7

座談会メンバー

1年目
M.Y.人事部付(研修中)
(2021年新卒入社)
高専 物質工学科出身。生産研修3ヶ月後、現在技術部門で研修中。(ジーテクトでは入社後に生産研修、技術研修では各部門を回る研修を実施しています)
4年目
A.W.プレス技術1部 プレス企画課所属
(2018年新卒入社)
大学で高分子化学を専攻。プレスで使う金型の企画と手配をする課で、どういう金型を作るか、どういう順番で工程を組むかを決める「企画」に従事。金型の製作・工程次第で量産する際の効率・コスト・精度などが左右される重要な仕事に奮闘中。
7年目
S.T.開発部 先進技術課 主任
(2015年新卒入社)
大学で機械システム工学を専攻。新工法の開発や素材の研究を行う先進技術課の推進者として、予算計画・管理、マネジメントを4年目から担当。その後主任となり、さまざまな年齢で構成されたチームでの開発を牽引している。

各部門との人脈づくり積極性
成長の鍵となる1年目

M.Y.
私はもともとエンジニアとして、社会に大きく影響を与えるようなものが作りたいと考えてジーテクトに入社したんですが、お2人は何が決め手でしたか?
A.W.
私はものづくりがしたくて、自動車だったら街中で自分の手掛けた製品が搭載されているのを見かける機会もあるだろうし、それがやりがいにつながると考えて自動車業界に絞った。ジーテクトは若いうちから挑戦させてもらえると感じて選んだというのが理由だった。S.T.さんはどうでしたか?
S.T.
僕は自動車にもともと興味があったので自動車業界に絞って就職活動をしていた。その中でもジーテクトを選んだのは、作っているものが車体、いわゆる車の骨格部分を作っていて衝突安全分野を担っていたのが大きな理由。
事故が起きたときに大切な人の命を守ることができる、そういうものづくりがしたいと思って選んだ。あとは東証一部に上場したタイミングだったのは大きかったかもしれない(笑)。

M.Y.
そうだったんですね(笑)。お2人の1年目はどんな感じでしたか?私は生産・技術と両方の研修受ける過程でジーテクトの仕事の流れを身につけられてきたかなというのと、あとは社内のさまざまな部署で人脈が作れるというのは、今後に役立ちそうだなと感じているところです。
A.W.
私は研修が長くて全部で1年半あったんだけど、1年目のときは本当に皆さんが話している言葉が理解できなくて、戸惑ったことが多かった。だから、わからないことは今のうちにたくさん聞いておいたほうが良いと思う。後になると確実に聞きにくくなってしまうから(笑)。
S.T.
僕もそう思う。1年目は本当に知識を吸収するのが重要。僕は研修講師役を担当することもあるんだけど、質問してきてくれた人は印象に残りやすいなと感じる。これは今後の仕事に生きてくるので、積極的に質問するのがいいと思う。
M.Y.
やっぱりそうなんですね。忙しそうなので「今のタイミングで聞きに行って良いのかな」とためらうこともあったのですが、今後はどんどん質問していこうと思います(笑)。今自分でも感じていたんですが、お2人の話を聞いて改めて、1年目は貪欲に学ぶ姿勢とコミュニケーションの2点が重要だと感じました。

仕事の深みを理解し、
自分なりの意見が言えるように
独り立ちの時期に入る4年目

M.Y.
実際配属されてから、感じ方が変わったことはありますか?
A.W.
研修が終わった後は全容が掴めた気がしていたんだけど、実際に実務をしてみて「表面しか理解できていなかった!」と感じた。上司が課題を深堀りしたときに考えを話してくれたんだけど、内容が全く理解できなかったから。
S.T.
最初は本当に話の内容がわからないことだらけだよね。
M.Y.
お2人もそうだったんですね!ちなみに4年目になって、仕事の見え方が変わったなと感じることはありましたか?
A.W.
配属されたときは自分も理解していない状態で相手に伝えていたので、齟齬が生じることもがあった。けど、今は知識がついてきて具体的に相手に説明できるようになったからか、より重要性を感じるようになったかな。

M.Y.
4年目になって感じる、仕事の面白さはどんなところにありますか?
A.W.
企画の仕事は「もの」がない状態、画面上のデータだけで金型の造形や工程を考えるから難しい。でも、不具合があったときに試行錯誤しながら改善し、解決できると面白さを感じるかな。1つ1つ問題を潰していっている実感があって、面白い。
私からS.T.さんに質問してもいいですか?S.T.さんは4年目くらいのとき、どんなことを心がけていましたか?
S.T.
それまで生産技術をやっていて、4年目のときに今の先進技術課の仕事を担当するようになったから、本当に来たばかりで知識もなかった。ただ、半年後くらいに初めて推進者になれて。でもやり方がわからないから上司に相談して、なんとか進めていっていたという感じだったね。
A.W.
でも、4年目で推進者ってすごいですね!推進者に抜擢されたのは何でだと思っていますか?
S.T.
ずっと推進者になりたいと言っていたのと、それまでの業務で、与えられた仕事は1つずつコツコツとやりきることは心がけていたね。それにわからない内容も自分が納得するまで細かく聞いて吸収するようにしてきたから、任せてもらえたのかなと思ってる。
あとは4年目くらいの時期だと、任された仕事を期限内にやりきることも重要だと思う。難しいけど、ジーテクトの仕事はその部署だけで完結する仕事がほとんどない。だから、自分1人が任された仕事の期限を過ぎてしまうと、巻き込んでしまう人が非常に多くなるんだよね。
A.W.
そうですよね。本当に期限内に仕上げるのは難しいと感じていたんですが、改めて周囲を意識して仕事を進めるようにしようと思います。ありがとうございます。

全体を見通す力マネジメント力
組織貢献への観点が磨かれる7年目

A.W.
7年目になると、どういう風に仕事を捉えられるようになるんですか?
M.Y.
それ、私もお聞きしたいと思っていました。
S.T.
やっぱり今は推進者ということで、テーマの推進とマネジメントがメイン。マネジメントをする側になって、自分の言葉の重みを感じるようになってきた。だから、何か相談されても安易に返答せず、よく噛み砕いてチームとして仕事を進めるというのを意識するようになったかな。
あとはどれだけ良い技術であったとしても、コストがかかりすぎるものだと売れないので、そこも意識しながら開発を心がけるようにしているね。

M.Y.
7年目でも不安に感じることはありますか?
S.T.
あるよ。先進技術課が取り組んでいるテーマが全く新しい分野で、会社としては投資になる。だからそれが形になるまでは、不安があると思う。今は予算計画と管理も任されているので、変更が出ないようにしていくのが難しいね。こればっかりは数をこなすしかないと思うけど。
M.Y.
お2人の今後の目標をお聞きしてもいいですか?
A.W.
今の直属の上司のように、問題ある部品すべての統括、日程管理にマネジメントと多くの仕事を並行してやっていけるような実力をつけたいというのが目標です。
S.T.
僕は、開発を完了するまでの全体を見通す力とマネジメント力、後輩たちを独り立ちさせるための育成にも力を入れ、課全体の推進力を上げていきたいと思っています。

M.Y.
ジーテクトに向いている方って、どんな方だと思いますか?私が思うにジーテクトの仕事は皆で作り上げてつなげていく仕事だと思うので、コミュニケーションがちゃんととれる人というのが適材かなと思っているんですが。
S.T.
それは同感。仕事の特徴として、それは欠かせない要素だと思う。あとは若い人が挑戦できる環境なので、自分が手を挙げる勇気さえあればすぐ成長できる。だから、自分でやりたい、成長したいという方に向いていると思います。
A.W.
何でもやってみようと思える人が上席者に多いので、そういうチャレンジ精神を持っている方が向いていると思います。あとは、多角的なアプローチができる人。不具合の発見もそうですし、何か問題を解決しようとするとき、過去にとらわれずに取り組める。そういった資質が欠かせないと思います。
M.Y.
今はまだ研修中の身なので、配属されて実務に入ったときは、お2人から教えていただいたことを心がけて仕事に取り組もうと思います。本当にありがとうございました!
A.W.
こちらこそありがとう。
S.T.
何かあったら、いつでも相談してね。

※所属・役職・内容はインタビュー当時のものです。

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